
藤間良太郎
日本舞踊家
藤間流師範
国際交流舞踊クラブ代表
関西日加協会理事
プロフィール
三味線を習っていたことをきっかけに伝統舞踊を始め、10歳で初舞台を踏む。藤間勘寿郎に師事し、名取となる。
その後舞台を中心に活躍。多くの舞踊家や歌舞伎役者との共演を重ねてきた。
指導の面では、宝塚歌劇団の舞踊専科講師を10年間務め、当時のスターたちの指導にあたるとともに、自身の稽古場にて後進の育成にも尽力した。
また、古典舞踊にとどまらず、地域活性化の一環として町おこしにも力を注ぎ、全国20か所以上の市町村のご当地ソングの振付を担当。
海外活動としては、日本の伝統舞踊を海外に広めるべく、1991年4月に「国際交流舞踊クラブ(Japanese Dance Club)」を設立。以降、20年以上にわたり数多くの海外公演や国内チャリティイベントを主催している。海外では、10年間にわたり毎年訪問したカナダのほか、フランス(パリ市、カーン市、エヴルー市)、香港、マレーシアなどで公演を実施。2011年には在ミャンマー日本大使館の招聘により、ヤンゴン市にて日本文化紹介と東日本大震災からの復興をアピールする公演を行った。
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1991年〜2001年:カナダにて10年連続で日本舞踊公演を実施
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1998年:財団法人国際親善協会より感謝状を受領
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1999年:堺市より国際交流功績団体として表彰
さらに、舞踊活動のかたわら古典舞踊や歴史の研究にも取り組み、66歳で宝塚造形芸術大学大学院メディア造形研究科に入学し、68歳で芸術学修士号を取得。
2011年、藤間流藤盛会関西支部の代表を経て、現在は常任世話役を務めている。
2012年、「藤間良太郎の会」を主催し、『娘道成寺』の上演により平成24年度大阪文化祭賞を受賞。
2017年、「第52回大阪市市民表彰」にて文化功労者として表彰を受ける。